朝晩はまだまだ冷え、最低気温は1月のころと変わらないですが、日中は晴れていると温室内も温度が上がり春が近付いている感じがする今日この頃です。実際、シーズンに向けて具体的な動きもあるわけでして、3月のマルヤマ クラスでのイベントが決まりました!昨シーズンに引き続き、コンテナで育てる植物についての講習と販売会、相談会を行います。講習の受け付けもスタートしましたので、ぜひ、お申し込みください!詳しくはこちら⇒「プランツマンの本格ベランダガーデン」
Roots File. 36 Stachys officinalis ‘Hummelo’ スタキス オフィキナリス ‘ハメロ’
細根たくさん、いい根が出ております。ボーダーにも二年前に植栽し、夏にはきれいなピンクの花を姿勢正しく咲かせます。すごく調子がよく、元気なので、お勧めです。
(写真:イコロの森 ボーダー/2017.07.21)
品種名Hummeloはオランダの地名で、有名なナーサリーもありますね。現地には行ったことがないので、ぜひ行ってみたい場所であります。そして、地名の発音を現地で聞きまくって、カタカナにする場合の最適な品種名を探ってみたいとも思います。とりあえず、グーグルマップさんの‘ハメロ’をこの度は採用いたしました。
Roots File. 37 Symphyotrichum lateriflorum ‘Prince’ シンフィオトリクム ラテリフロルム ‘プリンス’
シンフィオトリクム属は以前アスター属に分類されていた種類の一部。ラテリフロルムは小さな花弁を持つ花がたくさん、秋の終わりごろに咲く種類で、この‘プリンス’という品種は黒みがかった茎と葉が特徴です。根は他のアスターに比べてしっかりしていて、株分けもやりやすい印象があります。
Roots File. 38 Symphyotrichum novi-bergii ‘Crimson Brocade’ シンフィオトリクム ノウィ-ベルギイ ‘クリムゾン・ブロケード’
ユウゼンギクの園芸種。濃い赤紫色の花を咲かせますが、新芽も根も少し赤みがかっているような気がします。根が貧弱なイメージですが、この株はしっかりしてました。
Roots File. 39 Symphyotrichum turbinellum シンフィオトリクム ツルビネルム
薄い青紫、ラベンダーのような色の花を咲かせるアスター。グラス類との相性良く、派手すぎない感じは最近人気のスタイルの庭にも良く合うかと思いますよ。
さて、宿根草の手入れもSまで来ておりますので、あと少しで日向部門も終了です。そのあと、日かげ部門とグラス部門。
陽が射すと温室の中は随分暖かく、朝晩は真冬並みの気温でも春が近づいているんだな、と先週は明るい気分にもなったのですが、大きな嵐が来ましたね。嵐の後、再び温室には雪が乗っかり、外の気温は上がっているのに、温室内はまた冬に戻ったような感じさえします。ただ、室温は安定するので、ドアや窓を開けたり閉めたりしなくて済むので、楽といえば楽です。
そんな温室に、昨日オランダからの宿根草苗第二弾が到着しましたよ。
第二弾は少量なので、植え込みも一日で終わるといいなと思っております。
在庫苗の手入れは今、日かげ部門のHあたり(=ホスタ)をしております。とうぜん、オランダ苗の植え込みが終わればまたそちらにかかることになりますが、少しずつゴールが見え始めています。そうでないと。もう3月ですからね。
温室の屋根の雪は完全に解け、すっかり明るくなりました。
天窓や側窓の開けられるところを全て開けても、日中は20℃近くまで室温があがります。一方で今朝は冷え込んだので、氷点下まで下がっています。そんな感じで確実に春の足音は聞こえています。太陽のありがたさを感じる日々です。
宿根草の手入れは完了しました。あ、根の写真、日かげ部門からまた撮り忘れました。何年かかけての資料作りになりますね。こりゃ。楽しみにしていてくれたかた、ほんとにスイマセン。また来年、ご期待ください!
さて、温室内の球根も動き始めてます。
Hyacinthus ‘Aiolos’ ヒヤシンス ’アイオロス’
Hyacinthus ‘Woodstock’ ヒヤシンス ’ウッドストック’
3月21日(水・祝)~24日(土)は札幌の地下歩行空間で「ツキイチ・チカイチ」に出店します。
動き出した球根の苗も販売しますよ!春が待ち遠しい方、一足お先にお楽しみください。
ようやく冬籠りから抜け、皆さんに会えるのを楽しみにしてます。ぜひお立ち寄りください。お願いします。
気温が上がり、雪が一気に解けています。
ウッドランドガーデンへ散策。まだ園路はぐちゅぐちゅしていますが、土がすっかり見えて楽しいです。冬は長いと思っているけど、「もう春か。」という気もします。
シクラメン コウム(Cyclamen coum)が、少しだけ咲いてます。
秋に開花する種類は、葉がきれいです。(Cyclamen hedelifolium)
秋咲きのシクラメンはウッドランドガーデンやボーダーの花木の下で、実は咲いています、という感じで毎年ちゃんと秋に咲いていますが、気がつかない方も多いかもしれないです。本来であればその後も木々の落葉後に美しい葉を観賞できますが、北海道では雪の下になるので、植える場所を考えて花と葉をできるだけ長く観賞したいですね。春咲きのシクラメンは何と言っても、雪解け直後から花を咲かせてくれるのが嬉しい。春に咲くシクラメン、秋に咲くシクラメン。どちらも北海道の戸外で越冬するシクラメンです。