イコロの森

イコログ

投稿者: 高林の記事一覧

2017

8.26


PLANT OF THE DAY
日記
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ぶどう

青い空に緑のぶどう。爽やかな夏ですね。このぶどうは紫になりますからね。

ちょっと前、移動中にりんごをかじっていたら、のどがイガイガ、唇がはれてるような感覚になって(実際そんなに腫れてなかったですけど、そのギャップは歯医者の麻酔的な感じ)、いよいよ果物アレルギーまで来たかとちょっとがっかりしています。メロンも舌がピリピリしてますね。うまいから食べますけど。花粉症はそんなにひどい方ではないんですけどね。でもぶどうは、ばっちり大丈夫です。

 

例の場所では、ウェロニカストルムも咲いて、いい感じですよ。夏の陽射しが、いいっすね。

 

PLANT OF THE DAY 39 

Molinia caerulea subsp. arundinacea モリニア・カエルレア・アルンディナケア

大型のグラスの中では、一番安定している気がします。葉がミスカンツス(ススキ)などに比べるとやや幅広で、柔らかいので、穂が上がるまでは、ちょっとだらしなく見えなくもないですが、穂が高く上がると、本当にきれいで、存在感があります。穂の方は、繊細な印象ですね。半日陰でも丈夫に育ちます。株は大きく育ちますが、他を圧倒するほど増えたりって感じは、今のところ見られません。日に当たるとこんなに美しいですからね。ぜひじゃんじゃん使いたいところです。ナーサリーでもオンラインストアでも絶賛販売中です!

ガーデンでは、グラスの穂がこのように上がり始めていて、夏もピークを過ぎたのか、という感じがしてきましたよ。でもまだまだ暑いですね。

 

【球根情報】

球根の到着はやはり遅れているようです。まだオランダにあり、飛行機の情報も、荷物の情報も何も来ません。週末はゆっくりお休みのようです。楽しみにお待ちの方、ゆっくりお待ちください!

マルヤマクラスでの球根講習は予定通りやりますよ。ぜひご参加ください。

2017

9.11


PLANT OF THE DAY
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球根講習会は木曜日です!

昨日は最後の「にわのあさ市」。

3回目にしてようやく気持ちの良い天気に恵まれ、多くの方にお越しいただきました。ありがとうございました!

ガーデンツアーもたくさんの方に参加頂けてうれしかったです。コーヒースタンドでは、「Soup of the Day」復活、というわけではないですが、久々にカレーを提供したところ、あっという間に完売でしたね。よかったよかった。

 

今日は改めてゆっくりガーデンを歩きましたが、もう、秋が始まってますね。シードヘッドや紅葉、草紅葉が少しずつ見られるようになっています。バラの花もまた咲き始めていますね。これからの季節も楽しみです。

 

PLANT OF THE DAY 40  

Astilbe ‘Erica’ アスティルベ ’エリカ’

写真の下半分がそれです。アスティルベの開花は夏ですので、すでに開花は終わっております。’エリカ’はピンク色の花で、茎が赤みがかっているのが特徴。葉っぱも春から夏にかけては赤っぽく、ボーダーでもかなりよいアクセントになっていました。ふわふわのピンクの花も遠くからよく目立っていて、一時期はボーダーの主役と言ってよ買ったと思います。そしていま。綺麗にのこった花序のあとがまだまだ黄緑色で、背景のヘリアンツス ’レモン・クィーン’(Helianthus ‘Lemon Queen’)と大変美しいコンビネーションを作っています。さわやか。銅葉やピンクのふわふわ、そしてシードヘッドはもちろん当初から期待してたけれど、この時期のこの色とコンビは新しい発見。ここまで楽しませてくれるとは。来年以降もぜひ取り入れていきたいと思いました。育て方は容易。半日陰から日陰向きです。去年の春に植えてから、いままで特にこれといって何もしていません。腐植を多く含む土に植えましょう。株分けは3−4年に一度程度できるとよいでしょう。鉢植えの場合は潅水をしっかりしておきたいですね。(写真:イコロの森 ボーダー/2017.09.11)

 

【球根情報】

国内ルートで仕入れた球根だけですが、すでに一部店頭に並べることができました!今の所、ご購入いただけるのは、チューリップ(園芸種)、スイセン、スノードロップです。オランダからの球根はすでに千歳空港に到着しており、検閲中。数日後には店頭に並ぶと思いますが、ここまで遅くなった一因は、「オランダ出国前日にガラガラドッシャンしちゃって、全部の球根が混ざっちゃって出荷できなくなっちゃった」ってことらしいですよ。OMGですな。まあ、改めてものをかき集め、パッキングした、というわけです。ご苦労でした。自分もよくガラガラガッシャンするタイプなんで気をつけないかん、と思った次第です。

 

ということで、いろいろあったが無事もうすぐ球根も揃い、程なくしてオンラインストアでも販売を開始する予定です!乞うご期待!

それから、今週の9/14(木)はマルヤマクラスで球根の講習会をします!今回はベランダで球根を育てる方法を伝授。春が遠い北海道では、一刻も早く花を見たい!と願う人が多いですが、植木鉢に植えれば、管理次第で庭に植えるよりも一足はやく花を楽しむことができますよ。そんな楽しみ方もぜひ知ってもらえればと思っています。受講者には球根を割引価格にてご提供予定です。球根によく合う植木鉢も持参します。ぜひご参加下さい。詳細はこちら⇨「ベランダガーデン講習会」

2017

9.19


ガーデン
告知
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球根販売中・本拠地そして、札幌(今日まで!)でも。

台風が通り過ぎました。

穏やかで良い天気となっています。先ほど、すごい通り雨がありましたが、一瞬でした。

 

イコロの森のイコロハウスでは、春に咲く球根を絶賛販売中です。チューリップ、チオノドクサ、スノードロップなど。オンラインストアでも販売しておりますので、ラインナップはご確認ください。なお、店頭販売を優先しておりますので、オンラインで完売となっている種類もお店に並んでいる場合がございます。気になる場合はぜひお電話にてお問い合わせください。また、オンラインで画像が表示されていないものはイコロで写真をもっていない種類になります。その場合も、詳細ページの右下に、グーグル画像検索の結果をリンクで張ってありますので、お手間ではありますが、そちらでご確認ください。

 

そして、現在札幌でもイコロの球根をご購入いただけますよ。

本日までとはなりますが、大通ビッセにて開催中の「めぐり市」にイコロの森も出店しています。毎日交代で出張しています。昨日と一昨日は僕が店番をしていました。今更ですが、今日19:00までとなっておりますので、ぜひ足をお運びください。

看板は昨日のものなので、本日はシードベーグルさんも出店されています。ですが、もう完売かもしれんですね。一昨日もやっぱり早々と完売し、あっという間にお帰りでした。すごいなぁ。

 

2017

9.24


PLANT OF THE DAY
日記
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自分なりのしばり方

昨日はすごい雨でしたね。

朝はすっかり晴れていて、いつもの気持ちの良い通勤路。

こりゃ朝日を浴びるガーデンもきれいだろうとガーデンに入ったところ、実にきれいでした。少しまぶしかったくらいで。

Descampsia cespitosa デスカンプシア ケスピトサ

ポプラの木の下のデスカンプシアが輝いてます。

ただ、昨日の雨のせいで、落ち葉やら、倒れた宿根草やらが多くて、その後ひさびさにメンテ作業にはいりました。

倒れた宿根草のいくつか(ほんとにほんの少しですが)を、支柱をたてて起こす時、以前ディクスターでちらっとならったしばり方を実践してみようと思い立ちまして、同じく修業していた方の記事が載っていた「花新聞」を引っ張り出し、コピーした紙をもってガーデンに出て挑戦しました。色々あって、結果、その方法と日本で習った方法をミックスさせた、画期的な自分なりのしばり方をあみ出したのであります。素晴らしい。たぶん、いい感じ。今度どこかでお披露目しようと思っております。来年の講習とかかな。

 

PLANT OF THE DAY 41

Camassia leichtlinii ‘Sacajawea’ カマッシア レイクトリニイ ‘サカジャウィア’

写真の左側に写っている斑入りの葉が、今日ご紹介するカマッシア ‘サカジャウィア’です。カマッシアは5月下旬から6月上旬にかけて総状花序(ジギタリスのような形の花房)になって花を咲かせます。青い花のカマッシア クシキイ(Camassia cusickii)が定番ですね。‘サカジャウィア’は白花品種で、昨年初めてイコロに導入。花よりも斑入りの葉が美しく、このポットディスプレイの時も大人気でした。斑入りの葉は、かっちりしていて草姿も大変決まっておりました。庭で植えるのもよいですが、カラーリーフをこうやってポットで楽しむのも良いでしょうね。カマッシアは概ね強健で手間いらず。植えた球根もそのまま植えっぱなしで毎年元気に出てきます。昨年初めて導入したこの‘サカジャウィア’もおそらく大丈夫でしょう。来年が2年目なんでね。まだ未確認ではあります。(写真:イコロの森 ポットディスプレイ/2017.05.07)

ちなみに、同じ白花品種カマッシア ‘アルバCamassia leichtlinii ‘Alba‘もいいですよ。咲き始めのおしべのピンクがかった薄紫が花弁の白を背景にしてよく目立ち、すごくきれいです。春らしいです。

(写真:風樹庭<施工:イコロの森>/2017.06.11)

 

上記二品種とも、オンラインストアにて購入可能です!

2017

9.26


PLANT OF THE DAY
日記
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種の採取

今年は、冬に一年草や野菜、宿根草の種を輸入し、播種を依頼して芽が出たところでイコロに持ち帰り、プリッキングアウト(ポットに植え替える)をして育てるという、我々にとっては新しい方法での生産を試みました。播種から発芽までに必要な温度や日照はそれぞれだし、発芽してからの管理方法も実にさまざまあり、種類ごとにきめ細かい管理をいきわたらせるというのは難しいなと感じました。特に野菜苗については、出店したイベントで隣の農家さんとかに聞くと、ぜんぜん想像してなかった方法で育苗しているらしく、そう簡単に手を出せるものでもないなー、と思いました。それでもうまく育つものもあるわけで、僕たちにあった方法で育つ種類を選別して、効率的に行えればいいのかな、という風には思っております。そんな形でそろったラインナップが僕たちらしい品ぞろえになるのかな、と思います。

 

ところで、イコロの森のガーデンで育つ宿根草の中には、かつて輸入していたが、今は探してもなかなか見つからない種類も結構あって、そういう種類に限ってもう一回育ててみたいな、と思うわけですが、そのうちの一つが、ホスタ ‘ホワイト・トライアンフェイター’ Hosta ‘White Triumphator’です。僕のガーデンツアーを聞いている人は、しょっちゅう聞いているかもしれませんが、きれいな立ち姿で、真っ白の花が咲く大変魅力的なホスタです。

Hosta ‘White Triumphator’ のシードヘッド(2017.09.26)

株が大きくなったら株分けして増やそうと思っていますが、どうしてか、他のホスタに比べると、そこまでぐいぐい大きくならないので、今年はいよいよ種をとってみることにしましたよ。大量に種は採取することが出来ましたので、播くのがたのしみです。そして、ちゃんと育って皆さんにお届けできるといいな、と思っています。すこし時間はかかるでしょうが、おたのしみに。おすすめのホスタですから。

 

PLANT OF THE DAY42

Symphyotrichum novae-angliae ‘Herbstschnee’ ネバリノギク ‘ヘルブストシュネー’

ネバリノギクの白花の品種です。sachiさんが参戦するまで、品種名も「母国語の発音が不明な場合はラテン語の発音で」というルールにのっとり、「ヘルブストクネエ」と呼んでおり、日本語的に考えちゃうとなんか奇妙だなとは思いつつ、特に掘り下げることもなく来ましたが、これはドイツ語で「秋の雪」という意味だそうですよ。弊社においては、発音も晴れてドイツ語風に直された、というわけです。まさに、秋の雪のように、本当にたくさんの花が一気に開花する様子は大変美しいです。秋の庭の主役、シンフィオトリクム(アスター)は、ぜひ取り入れていただきたいと思います。ただし、すでに北海道の多くの場所で定着しているのがみられ、毎年きれいだなと思ってみておりますが、ガーデンに取り入れる際は、自分の庭の外に増えないようにしっかり管理していただきたいなと思います。でも、やっぱいいですよね。秋の雪ですよ。名前の意味を知ると余計良いです。(写真:イコロの森 ホワイトガーデン/2017.09.26)

オンラインストアでも販売中です。