イコロの森

イコログ

投稿者: 高林の記事一覧

2017

4.8


ガーデン
日記
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巡業再び

今週は巡業再開ウィークでした。

日高、伊達、登別、北広島、江別と、ぐるぐる回っております。秋の巡業が済んだばかりのような気もするのですが、あっという間に春巡業。そんなことばかり言っておりますが、間には道内のプロ・ガーデナーが集まっての勉強会がありました。大変刺激になるよい会でした。頑張らないと、いけませんね。

 

さて、随分雪解けも進んでいるように感じたので、ガーデンへ行ってみました。

スノードロップ、雪が解けたところからすぐさま、開花している様子です。

というか、雪の中からも開花しているかな。やっぱり、オープンまでは待ってくれないですね。

しかし、Spring has come!!! また、バタバタしつつも幸せな半年が始まりますね。

オープンは4月21日(金)です。

 

あまりの暖かさに、問い合わせが絶えませんが、みなさんもう少しお待ちください。

確かにスノードロップが咲いているところもありますが、まだ庭には雪がたくさんありますので。

こんな感じ↓↓↓

 

2017

4.10


PLANT OF THE DAY
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シュラブの剪定

今日も日高へ遠征。

5年ほど前にバラを植えさせてもらったお庭で、今年初のバラの剪定です。

ガーデンの作業の中でもシュラブの剪定は好きな作業のうちの一つです。ウィンザー修業時代は、わけもわからず言われたとおりに作業していただけ。一つの方法でいろんなシュラブに応用できると思っちゃってました。設計屋時代は現場の職人のそれを眺めてはいましたが、理解は出来ず。そして、イコロに来て何度か工藤のレクチャーやデモでバラの剪定を見て、科学的に作業するという概念を入手し、ある程度頭も整理できた後、ディクスターでは様々な種類のシュラブの剪定を実際に経験させてもらえました。ようやく、あとは数をこなせばもっとうまく、速くやれるようになるのにな、という感じです。

 

植栽して5年たったバラの剪定はますます楽しくなっています。いらない枝もたくさんあるけど、それらもここまで成長するのには必要な枝だったわけで、そんな役目を終えた枝を処分して、新しい芽を出させるようにします。見た目もスッキリするし、また今年も新しい枝に花を咲かせようという気合いも入ります。これから毎年、そんな更新をしていく中堅のバラに、妙に人生の教訓みたいなものを得たりしております。

 

ところで、既存の藤棚に植えたつるバラ  ‘湖南’がフジのつると絡まり合ってて、という相談を工藤にしたところ、すばやくきれいに整理してくれました。こんなにいいシュートが伸びている‘湖南’は珍しいそうですよ。貴重なんですね。これからが楽しみです。

 

施工事例はこちら

 

PLANT OF THE DAY 27 

Narcissus ‘Tête-à-tète’ スイセン ‘テータ・テート’4月21日のオープン以降に皆さんにご覧いただけそうな植物を紹介しております。こちらのスイセンは背丈が短くこんな感じでコンパクトに咲きます。明るい黄色はまさに春らしい雰囲気を盛り上げます。性質は大変強健で、放っておいても毎年きれいに咲いてくれます。いころの森ではボーダーとウッドランドガーデンで見られますよ。ウッドランドガーデンではバラバラっと自然風に植えてあり、シーンによって植え方の違いもご覧いただければと思いますよ。(写真:イコロの森 ボーダー/2016.04.26)

 

まだ咲いていません。こちらは昨年のオープン直後の写真です。オープンは4月21日(金曜日)です。おたのしみに!

2017

4.14


PLANT OF THE DAY
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散策

日中は、とあるソフトの動作が悪くて、サポートセンターとメールのやり取りを何回かしながら、ぐつぐつとしておりましたが、これも新しく始まったオンラインストア運営をスムーズに進めるため。しっかりやらないといけません。頑張ってやってますので、ぜひ、オンラインストアご利用ください。

 

さて、夕方少し落ち着いて、みなさんよりも一足早くガーデンを散策。本日の作業を確認しつつ、オープンまでにやりたいことを考えつつ、独り占めできるガーデン最高っす。ウッドランドガーデンのキバナセツブンソウ(Eranthis hyemalis)、植えてから4-5年経ちますが、すごく緩やかに増えてます。やっぱり日当たりがよいコーナーは元気です。

植物というのは、いろんな思い出と結びつくものです。植物を見て、「あそこで見たなー」とか、「あの人が好きだっつってたなー」とか、「この作業の仕方、いろんな人に教わったなー」と、いろんなことをよく思い出します。季節が同じわけだから、当然と言えば当然だけど、全然遠い場所のことでも、その時の空気感がふっとよみがえりますね。春は特にありますよね。そういうの。庭はいいなあ。

 

 

PLANT OF THE DAY 28

Iris pumila イリス プミラ

花弁の真ん中にブラシのような毛がふさふさしているのが何ともいえないですね。背丈は10㎝程度でわい性のアイリス。きれいな紫色の花弁は濃淡があって、そのブラシ部分の藤色との相性も絶妙。日当たり、水はけ良い場所を好みます。イコロではドライガーデンで5月頃ご覧いただけると思います。黄色もありますよ。ジャーマンアイリスに似た根茎をもち、株分けの際は根の節でパキっとわけて、ひげが出ている面を下にして水平っぽく植えると容易ですよ。(写真:イコロの森 生産温室/2017.04.14)

 

(おまけ)

温室で開花した、BergeniaAngel Kiss’ (ベルゲニア ‘エンジェル・キス’)

去年の輸入ですが、去年の花の記憶がないですが。さすがに輸入直後で花芽はなかったのかな。ほんとうにわずかだけピンクがかった、ソメイヨシノのようなきれいな花色です。

今年はみっちみちに花芽がついてます。葉もコンパクトで、いわゆる「ヒマラヤユキノシタ」とはイメージも違いますよ。ナーサリーでも販売します。オンラインストアでもご購入いただけます。

ご購入はこちらから

2017

4.18


PLANT OF THE DAY
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見るだけ。入らないで。

今日は天気があれましたね。途中、某ホームセンターへ資材を買いに行った時、駐車場で向かい風により足が止まった瞬間がありました。夕方には風もだいぶおさまりましたが、また雨が降っております。

オープンまであと3日です。

 

PLANT OF THE DAY 29

Corydalis ambigua エゾエンゴサク

イコロの森のメインの駐車場の脇の林庄で見られます。せっかくだから有料エリア内の例えばウッドランドガーデンとかで見られたら雰囲気もあがるのにと毎年思いますが、北海道の皆さんは割とどこでも見られるらしいですね。本州からきた身としては、長い冬を越えたすぐ後だし、きれいなブルーで、ナニワズと同様ありがたがっております。秋に笹を刈るようになってからは少しずつ増えているような気がしますよ。駐車場から見られます。アスファルトより先は立ち入り禁止ですよ!

ちなみに、このコリダリス属の赤花種を毎年球根で販売。イコロの森ではかなり推しているんですが、なかなか浸透しない模様。花は終わりかけておりますが、ポット苗で春も販売します(Corydalis ‘G.P. Baker’ コリダリス ‘G.P. ベイカー’)。こちらもよろしくです。(写真:イコロの森 駐車場/2017.04.18)

2017

4.21


PLANT OF THE DAY
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Season10

イコロの森 シーズン10が始まりましたよ。

2008年にオープンし、その時僕はまだいませんでしたが、今年は10年目のシーズンです。

天気も良く、暖かく、穏やかなスタートとなりました。みなさん、今シーズンもよろしくお願いします。

 

ウッドランドガーデンで、スノードロップ見ごろを迎えていますよ。月末までもつといいなあ。でも早めに、見に来てくださいね。今だけですから。

 

PLANT OF THE DAY 30

Cyclamen coum  シクラメン コウム

庭で越冬するシクラメンです。とても小さいですが、花がたくさん咲くと華やかです。腐植を多く含む土が好みのようです。3年くらい前に球根でウッドランドガーデンに植えました。少しずつ増えているような気がします。スノードロップのところは秋にしっかり落ち葉を掃除するのですが、イコロはかなり火山レキが多い土壌なので、シクラメンのところは何となく残すようにしています。葉っぱがない方が健康的な気もするけど、こうして落ち葉の間から花をのぞかせる姿もよいです。庭に植える時はしっかり土壌改良して、植えればよいと思います。樹木の株元など、この季節に日が当たり、夏には少し陰になるような場所に植えるのがいいと思います。(写真:イコロの森 ウッドランドガーデン/2017.04.21)