イコカルxロッピス、クラシェを終え、最終的な棚卸作業などを済ませた後、
ようやく数日前から本格的な冬籠りを始めました。
温室に運んだ花苗を、株分けしたり、大きいサイズに植え直し、
来年の販売や工事に向けて、棚卸したばっかですけど、
また数え直して、値段付けて、ラベル作って、A-Zに並び変えて、輸入苗を待つ。
それが僕たちの冬籠りライフです。
そんななか、来春の工事に向けて打ち合わせや設計業務、
売り場のポップをつくったり、ガーデン運営の為にまぁ、諸々、やります。
もっと具体的に描こうと思いましたが、もったいぶって、もうちょっと後に発表することとします。
僕たちもわくわくしてますが、何かが変わります。
まぁ、それはともかく。
「冬はなにしてるんですか?」と、よく聞かれるので。こんな感じです。
実家から、みかんが届きました。
あまくてうまいみかんを、できればこたつで爆笑ヒットパレードでも見ながら食いたいけど、
こたつは今まで、自分をダメにしてきたので、まだ家にはありません。
でも、みかんうれしいです。あざっす。
三ケ日みかんのロゴとか、パッケージがすごいすきです。
個人的には家康くんより、ミカちゃんのほうがいいかと思ってます。
晴れの日が続いているので、日中、温室は大変暖かいです。
暖房の暖かさとは違って、健康的な感じがします。
ぼちぼちと進めている花苗の整理ですが、とりあえずグラス部門が終了しました。
だいぶ、のってきた感じがあります。無心になれます。
お勧めのグラスを紹介します。
■パニクム ウィルガツム Panicum vigratum
雨が降ると頭が倒れますが、乾いたら立ち上がります。
季節が進んで、こんな感じに色を変えるのもきれいです。まとめて植えるとふわっとした感じに見えます。
■ペニセツム アロペクロイデス Pennisetum alopecuroides
スーッとしたネコじゃらしのようです。光が当たるときれいに反射したりすかしたりします。
■ミスカンツス シネンシス ‘グラッツィエッラ’ Miscanthus sinensis ‘Graziella’
他のススキに比べると、イコロでは少しコンパクトに育ってます。
葉の色がきれいだなーといつも思います。
また、今年は、超巨大ススキ、ミスカンツス ギガンテウス Miscanthus giganteus も店頭に並ぶ予定です。
乞うご期待!
まだまだ、温室での作業は続きます。
すげえ降るじゃん。雪。
除雪に手をとられるのもアレですけど、一気に降ると温室の屋根の雪が積もっていくので、
そっちが心配になります。
いまんとこ、こんな感じ。
これが、融けたり固まったりしてると、温室の屋根がパンパンになっていくんですねぇ。
そんなリスクも抱える連棟の温室ですが、やはり作業効率は抜群です。
あっち行ったり、こっち行ったり、広々と使えるのはやはり良いですね。
こんな天気の日でも、濡れることなくさわやかに作業が出来ます。
おかげで苗整理の作業は相変わらずノリノリで進んでいます。
今は、アルファベットのAから宿根草を進めています。
作業をしながら、これ、よかったな、こっちはいまいちだったな、といろいろ思い出したりしますが、
今日「あー、これは良かったナ」と思いだしたのは、これ。
■アガスタケ ‘サマーサンセット’ Agastache ‘Summer Sunset’
6月の終わりにレストランガーデンに入れましたが、すぐにこんな感じに。
9月の半ばくらいまで、ずっと咲いてくれてました。
コンパクトで収まりの良い草姿と、花期の長さが特徴です。
来年も数に限りはありますが、店頭に並びますので、皆さんの候補に入れといてください!
昨日は、ふと時間が空いたので、年末に出来なかった大掃除の残りをした。
今年もちゃんと紅白見て、雑煮も食ったのに、なんとなく年が明けた気がしなかったけど、
これのせいだったかなとも思いました。
宿根草の整理が相変わらず続いております。今日はDへ。
何度もブログで紹介していますが、やっぱり好きなんで、懲りずに紹介します。
ダルメラ ペルタタ。
春には葉が広がる前に、地面からにょきっと伸びた花茎に、
ほぼ球状の房になってピンク色の花が咲きます。
花壇で目立ちます。
花の色も悪くないと思います。
夏になると大きな葉を広げます。
宿根草のよい背景にもなります。
大きな葉は、花壇のフォーカルポイントになりますし、形の違う葉とよいコントラストを作ります。
秋になるとだんだん茶色くなっていきます。
秋の陽をすかすとこんなにも美しいんです。
今年は18センチポットに入った、大苗で店頭に並びます。お楽しみに。