今日は温室で作業。
夏の間、道内某所にて借りた畑で大きくし、秋に掘り上げた宿根草を、株分け⇒ポッティングしています。
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こちらはサルビア(Salvia nemorosa ‘Rosenwein’)。独特の香りがします。この香りはボックスウッド(Buxus sempervirens)と似ていますよね。どちらにしてもクセのある香りは記憶に残りやすく、今までに見たいろんなシーンを思い出します。ところで、一株、見た目は似ているけれど、全然香りのしない株が。おそらく違う種類だろうと、たぶん次にやったウェロニカの何かだとは思うけれど、もはや何かわからないので、残念ながら処分しました。香りも、識別の手掛かりになりますね。
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ウェロニカ ‘ハイ・ファイブ’Veronica spicata ‘High Five’
最近知ったのですが、High fiveって、「ハイタッチ!」という意味だそうで。英語でうぇぇぇーいってする相手があまりいなかったからだな。知らんかった。。。いつかその時が来たら、絶対言おう。今はエアーハイファイブですね。
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本日は作業時にカメラ忘れたので、朝の様子をお届けいたしました。
まだまだ外で作業できるので、オータムGの剪定を少しやりました。
週明けから、どうなるかですね。いよいよ冬ごもりかなあ。
今日も剪定の続きをやらせてもらいました。
2年目の枝に花をつけるので、本来花後に剪定して新梢を勢いづかせた方が良いと思いますが、花後の様子も好きです。
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そしてヤマブキKerria japonica
わかりにくいですが、こちらは枯れ枝のみ切りました。これもやはり花後に開花した枝を切っておくと新梢が勢いよく伸び、翌年の花付きが良いよう。でも、どちらにしても花はたくさん咲きます。秋~春まではフレッシュな緑の枝がカラーステムとして鑑賞できます。
シンプルで素朴な雰囲気の植物が好きなのですが、ヤマブキに関してはイコロにあるこの八重咲きの方が好きです。
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そのあとはナチュラルGの方に向かって、落ちている枝や枯れ枝の剪定をしながら進みました。シャクナゲや、ジューンベリー、ウコンウツギなども枯れ枝、邪魔な枝、開花した枝を落としたりするなど、目につくものを、さらっと大雑把にやりましたが、それだけでもすっきりするもんです。
今朝は昨日のナチュラルGの続きから。
割と大きな枯れ枝がそのままなので、朽ちて落ちてくる前に処理。かなり垂れ下がっていて、景観も邪魔していたので、ようやくできてよかったです。
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対面のロックガーデンも背景に植えた花木が成長し、ロックガーデンなのにかなり日陰になっていたので、少し切り詰めました。春に開花する花木、もう花芽もいっぱいついていたので、気持ちだけにして、できれば開花後にもう一回やりたい。
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そして、昨日からの作業で出た枝をカートに乗せて、ウッドランドGへ。
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私もマルチチッパーを初体験。園路の整備をしてみました。
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こんな感じでセッティング。チッパーの吹き出し口を整備したい位置に。
こんな風に根がボコボコ浮いてきているので、歩きづらくなっています。園路全部は到底無理なので、見た目は変かもしれないけど、こういう場所だけめがけてとりあえずやれればと。
そして、こうなりました。
すごいですねえ。まあまあ太い枝(直径3-4cmくらい?)も粉砕できるので、剪定した枝もずいぶん片付きました。チッパーのこっちとあっちではまるで違う世界です。
ざっくりカート三台分が1メートル幅の園路で10メートルくらい。でも剪定したすぐ後に、園路整備に活用できるというスピード感は充実感につながります。始末の快感がありました。
随分気温が下がり、レストランガーデンの池はカッチコチになりました。なので、氷上刈込Ⅱ。
すっきり。まわりにワタがたくさん飛んでいます。氷の上にも。
雪のようだが雪ではない。
このあと、この後ろのホップやギンフミズキなどを整理。
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午後は森の入り口の掃除をしました。
ホワイトガーデンを抜けるとウッドランドガーデンへ続く園路の入り口があります。落葉してしまうとこんな感じですが、夏場は鬱蒼としていて、怖くて入れない方も。ピンク印はとりあえず間伐予定(雪が積もったら馬搬で行う予定!)ですが、それだけでは解決しそうになく、とりあえず、落ちた枝や数年前奇跡の開花を楽しませてくれたササの残存を取り除いてみることにしました。
自分なりに、園路からの距離をざっくり決めて、ハサミを使わずに取り除けるものだけ取り除いてみようと決めました。
う~ん。写真では成果がわかりずらいですが、まあまあきれいになったと思います。入って右側は、フクジュソウが自生しているエリアです。春、楽しんでもらいたいので、そっちをメインにやりました。
今から楽しみですね。