イコロの森

工藤敏博の植物日記

2018.9.21日記

計画の月、考える月


このところめっきり秋っぽくなりましたね。
とくに昨日のような穏やかな天気の夕方の光にそれを感じます。
自宅近くのビルに囲まれた中通り。冷たさを少し含んだ光に、温もりを感じる光ももうわずかなんだな〜と名残惜しさを感じます。

 

少し前からデスクワークが続いています。
地震の後からずーっとかも。
諸々の計画ごと。毎年のこと、9月は計画の月、10月は実行の月、11月は冬囲い、いつものパターンですね。
10、11月は春と同様体を酷使することになるんでしょうね。
恐ろしいような気もしますが、体にとってはその前のしばしの休息かもしれません。
昨日もいわみざわ公園の職員には、10月から怒濤の日々になるから、残りわずかな9月はしっかり体を休ませておけと伝えましたが、自分にも言い聞かせているようなものです。

 

日常生活はほぼ地震の影響は表面上はなくなったように感じます。
納豆も牛乳もほぼほぼ手に入る、品薄は今はヨーグルトくらいでしょうか。
でも、とくに観光業界はかなり危機感を感じているんでしょうね。
知事自ら安全性を訴え、阿部首相も風評被害が大きいので北海道への観光割引を行うと。
うーん、気象庁ではまだ余震に注意と言っているし、電力需給も老朽化した発電所を再稼働しての綱渡り。
根本的には以前と何も変わっていない訳で、安全だから安心して来てよとはあまりに無責任と思います。

 

保存食を備蓄できる食環境が整ったとか、何があっても最低限の電気は賄えるとか、災害時の避難場所を改めて確保、周知を図るとか、その辺をしっかり伝え、その上でリスクはあるが来てくださいと言うのが筋だと思う。

 

不安を煽るつもりはないですが、経済的に縮小するのは致し方ないと思います。
危険を承知でこの国で、この地で生きていくのだから、そんな中で生きていく術を考えるべきだと。

 

植栽、どんな品種を使おうかなどと考えながら、諸々考えるこの頃です。