イコロの森

工藤敏博の植物日記

2017.8.19日記

懐かしのフクシア


昨日も除草、いわみざわ公園で。
ボランティアの方々とテストガーデンの除草。

 

テストガーデン、新品種を3年間同じ条件で栽培してみて、岩見沢に適する品種を見つけようとの場面、リニューアルの際に設けました。
AARSやADRみたいですが、うん真似です。
一地域、各品種5株なので比較にならないほどのミニ版ですが、完全無農薬なので耐病性はある程度見られるし、何よりも重視したいのが耐寒性の程度。
しっかり継続できるよう模索中ですが、期待しています。

 

そのすぐそばのイングリッシュローズガーデン。

 

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宿根草もだいぶボリュームが出て来て、らしくなってきましたが、どうにも今ひとつ伝わって来ない。関る人の思いみたいなものが感じられない。
この辺って、どこの公共施設にも共通して言えることかもしれませんね、難しい。
周りを囲むカツラの生垣の成長と共に、この辺の人の思いが伝わる場面に、今後期待したいものです。

 

夏花のアガパンツスやフロクスが咲いていましたが、その中でも目を引いたのがフクシア。

 

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上から基本種の Fuchsia magellanica var. gracilis、その園芸品種の’Alba’と’Tricolor’と’Aurea’。
しっかり育ってくれていました。
百合が原〜Gee’s時代からの末裔ですね、懐かしい〜
とくに’Alba’の育ちがいいですね。

 

温室前などドーンと大株のペチュニアが飾られていますが、こんなフクシアでもいいですよね。
真夏にフクシアなんて本州では考えられないでしょうね。
どんどん殖やしてあちこちで使えればいい。
そんなところから、らしさが出るし、景色が変わってくると思うのです。