イコロの森

工藤敏博の植物日記

2018.4.15日記

大通公園#1


昨日は大通公園でボランティアの方々と今季の一回目。
朝方しっかりレクチャーし、午後もみっちり剪定をしました。

 

作業前と後の画。
あまり違いわかりませんよね。
枝がほぼ全て助かっているからです。
囲いのために50cmほどに切り戻した枝の、上までほぼ助かりました。
もちろん品種によってショボいのもありますが、昨年のような雪まつり影響での枝折れもなく、ほぼ生存。
こうでなくっちゃ。

 

いつも最初に始めるBetty Boop。
Flらしい樹形ですね。

 

隣りのHot Cocoa。
全然樹形が違う。当たり前ですが、こうならなくっちゃ。
どちらもZ6、札幌だからでしょうね。岩見沢ではなかなかこうならない。

 

最後に日報を書いて、帰り支度のボランティアの方々。
昨年までいた強力メンバーの数人がご都合で抜けられたのは少し寂しいですが、新たなメンバーも加わりました。
最後の方は「いやいや違う、だから〜」と公園作業員に対する態度のようになってしまい、失礼しました。
ボランティアに来て怒られたら、たまりませんよね。
いつも熱くなるとそうなります。悪しからず、ごめんなさい。

 

世の中の流れと同じ、ボランティアも高齢化が進み、その世代交代が課題になっています。
若い人はなかなか馴染まないかもしれませんね。
でも、これだけのバラを触れる機会はあまりないし、実際に経験するには絶好の機会だと思います。

 

昨日は半分ほど終わり、残りは次回に。
昨日も最後にお話しましたが、2日間じっくりやれば、きっと皆さん達人になります。
頑張りましょう。