イコロの森

ガーデン日記

カテゴリー: 徒然日記の記事一覧

2022

8.8


徒然日記
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遠い国じゃない。

ガーデンの植物たちは、すっかり秋の雰囲気が濃くなってきました。

今日は雨の予報だったので、屋内でできる作業を昨日のうちに段取りしておきました。

そして、一向に降らない雨。。。

ほんっっっとっ、最近の天気予報はあてになりません。

これなら外で作業できたじゃんね。

温室の中で、球根の大掃除をしました。

スッキリ。
今年は、コロナに加えてウクライナ情勢により、球根の価格が高騰しています。

数も十分に揃うかどうかハラハラしています。

なので、掘り上げた球根も大切に使おうと思います。

これアリウム’グローブマスター’の球根。

虎杖浜のナチュの森にたくさん植えてあり、小さなお子さんにもかわいがってもらっているのですが、今年は頑張ってすべて掘り上げました。

指をあててる方が本来の大きさで、隣が植えて4年経って分球して小さくなったものです。
普段なら植えっぱなしで継ぎ足しとなりますが、今後どうなるかわからないので、掘り上げて、分球しているものはちゃんと離して、また植え直して成長を促すことにしました。

とりあえず、10月まで保管です。
球根の価格上昇 or 労力のバランスとを真面目に考えなきゃですね。

毎日のようにニュースで報じられいるけど、どこかで遠い国のことと思っていたことが、自分の日々にかかわっています。

台湾なんて、すっごく近いし。

ギターをかき鳴らしながら歌ったりはしないけど、戦争は良くない。

2022

7.19


徒然日記
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学芸員ごっこ

梅雨なんでしょうね。
蝦夷梅雨なんて言ってないで、もう潔く認めましょう、これは梅雨ですよね。
そんなグズグズ天気の毎日を送って、バラの短すぎる見ごろが終わろうとしています。

今年の春は雨が少なかったお陰でチューリップが傷まないで長く楽しめたのですが、バラは苦戦しています。

とは言え、今すごく可愛らしくヒラヒラと花弁を揺らすバラが誘引されているのは、新しく新調されたパーゴラです。

今年の大雪で折り紙のようにパタッと倒れたパーゴラですが、可愛らしく新調されております。

サイズとか形とか、以前のものより愛らしくてお気に入りです。

本日は朝早くから、恒例のミックスヘッジの刈り込みが行われました。

高さの目安の棒を持っているだけなのですが、ボスがこの手の棒を持っていると指導棒みたいですね。

子供ころに水泳授業で先生が持っていた長い棒(浮き上がる子の頭を押さえる用)みたいですね。

今だと立派な虐待案件ですね(笑)。

今日は午後から、森の学校の「MICHIKO展」の受付におります。

ギャラリーは、すごく涼しいのでデスクワークがサクサク捗ります。

気分は学芸員です。

ボスのブログにもありましたが、我々の切り絵もあります。

そして私が作業している受付の隣の壁には、友人知人の切り絵が。。。

むちゃくちゃ似ているので何かちょっと緊張しますね。

見守られているというよりは、むしろ見張られているような感じです。

あっ、それは顔をあげればキラリと光る防犯カメラの存在なのか。

2022

3.5


徒然日記
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近況報告

みなさま、ご無沙汰しております。

元気に毎日デスクワークしています。

毎日パソコンと向き合っていたので、ここへ来て新しい技も習得しましたよ。

えっへん。

ボスのブログにもありましたが、イコロ史上一番と言えるくらいの大事件があり、今まで経験したこととない無力感を感じる日々でした。

あれから2週間、今はすっかり落ち着いて元気いっぱいです。

ちなみに上の写真は、すでに潰れてしまった温室のドアを壊して、中に入ろうかなっとしているところです。

当初はすべてが雪の下でわけわかんない感じだったし、危険すぎて近づけなかったのですが、今は雪解けが進んできてだいぶ様子がわかってきました。

構造物って重量がかかると中心に向かって引っ張られるんですね。

これも雪が解けてきてはっきりと骨組みの様子が見えるようになってきました。

正面からだと辛うじて壁が残っているように見えますが、横に行くとぺちゃんこなのが、よくわかります。

ちなみに私の道具類は、この雪とがれきの下です。

かなり雪が減ったけど、まだ入れないので、静かに雪解けを待ちます。。。

お気に入りの道具なので無事であってほしいな。

何とか近づけるところの道具類とほんの少しの苗は、ヘルメットかぶって、壁のビニール切って取り出しました。

ケチすぎて、あきらめがつかずゴソゴソと新品のビニールポットを取り出していたのですが、流石にボスに止められました。。。

それでも両手で持てるだけポットを持って出てくる私。

火事の時に財布取りに戻るタイプですね。。。反省。。。。。。

自分のものじゃないけど、大好きなチッパーも辛うじてすき間にいるので、無事であってほしい。。。

カートや芝刈り機もうまいことがれきのすき間にいるので、何とかこのまま凌いでほしいなぁ。

上に乗っかている雪が無くなっちゃえば、外に引っ張り出したいものがいっぱいある。

でも、雪が無くなったときに、潰れて取り戻せないものもハッキリしてしまうので怖くもあります。

花芽があがっていた大株のクリスマスローズたち、どうなってるんだろうなぁ。

生きててほしいなぁ。

あっ温室中で生活していた羊の赤ちゃんもニワトリたちも、みんな無事に別の温室にお引越し完了しています。

怖かっただろうなぁ。。。

世界で大変なことが起こっていて、理不尽で不安な日々を過ごしている人がたくさんいる中で、命の危険が無く毎日が送れていることに感謝です。

お見舞いのメールやお手伝いのお申し出をいただいた皆さん。

どうもありがとうございます。

すごくうれしかったです。

次は明るいご報告ができればと思っております!

2021

12.12


徒然日記
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ローメンテナンス。

お庭のご提案をするときに、なるべく手間のかからないものをとのご希望をよくお聞きします。

ただ、「なるべく」というのは、なんともフワッとしているので、こちらがこれは手間がかからないと思っていても、人によっては「こんなに手がかかると思わなかった!」となる場合もあります。

ローメンテナンスの「ロー」の基準が人それぞれですからね。

写真の花壇は、お世話になっている「ナチュの森」の中にあります。

メインの場所ではないので、なるべく手間をかけたくないため、花がたくさんというよりは、緑のボリュームを意識しています。

春一番にまだ地面が見えているときに1回除草をして、そのあとは、シーズンの最後の刈込まではほとんど何もしていません。

(多少、花を切ったりはしますが。。。)

上の写真が、今年の5月26日です。

同じ場所の7月7日の様子。

緑がたっぷりですが、アスチルベが見えています。

10月13日の様子。

冬に向かって、モノクロに近づいています。

割と密植気味なのと、シーズンの早い時期に地上部が大きく成長して土の表面を隠すような品種を選んで植えています。

そうしたら、雑草がゼロではないけど、日が当たらない分大きく出てこない。

全く花が無いのではなく、クリスマスローズやホワイトウッドアスターなど、何かしらは咲いているので、よく見ると季節感もなくはない。。。

最初に多めに植え込むので、植物のお金は多めにかかりますが、他の花壇に手がかかる場合は、こういうメリハリをつけても良いのかな~と思います。

ノーメンテナンスは無理だけど、ある程度のローメンテナンスは実現可能かも。

2021

10.25


徒然日記
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あと1週間。

クローズまで、あと1週間。


先週までとは打って変わって、穏やかな天候が続いているので、ガーデンでゆったりとした時間を過ごしていただけてうれしい限りです。

霜が強くあたったダリアやホスタは、とけ始めています。

ただ、このちょっと透け感が出ている感じとか、黒く変色している退廃的な雰囲気が好きすぎて、いまだに切ったり掘ったりできなくてモジモジしています。

球根の保管のこととか考えると、もう掘らなきゃいけないんですけど。。。

昨日も同僚に相談したら、「きれいだからいいじゃん」と。

うん、きれいだよね。

という訳で、後2~3日はそのままで。

でもさすがに水曜日くらいに掘ろうかな。

今年は、事務所の引っ越しが2回あったので、結構ワチャついておりました。

新しい事務所にもだいぶ慣れてきました。

私の机の前には天窓があって、今は紅葉が最高にきれいです。

この天窓、だいぶ汚いので洗いたいのですが、角度的にどうやったら良いのやら。。。

高すぎて、外からは怖くて無理だし。

雪が流してくれるかなぁ?

ガーデンがクローズしたら、同僚と各地のお客様の冬囲いの作業に順番に伺います。

昨晩、スケジュールを作成してみたら、11月はほぼ毎日どこかのお庭で作業をしている状態に。
予備日を全く計算できないパンパンスケジュールになっているので、もしも悪天候とかで予定通りに進まなかったら、このパズルは崩壊しそうです。

ふう。

まぁ、コツコツがんばろう。

今日、遊びに来てくれた友人家族とお話したら、秋の庭が華やかだと言ってくれました。

嬉しいな。

最後の日が秋晴れだと良いなぁ。