イコロの森

ガーデン日記

カテゴリー: 作業の記事一覧

2023

1.28


作業
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新しい温室

ご無沙汰しております。

毎日、最高気温がマイナス5~6度の日々が続いております。

朝の出勤時は大体15~18度くらいです。

まだ1月なので何とも言えませんが、雪は少なくて、一度も除雪していないところで20センチくらいでしょうか。

新しい温室では、例年通り苗の手入れを行っております。

今までとは違う形状および面積なので戸惑うこともありますが、屋根に雪が積もらないので、ずっと明るいのは本当に助かります。

天気が良ければ、日中の室内温度はグングン上がるので、側窓やドアを開放します。

ただ外は零下の気温なので、開けたままでお昼ご飯を食べに行って戻ってくると、室内が2度とかに下がっているので、温度管理は要注意です。

でもまぁ、手元が明るいのは、最近めっきり視力の低下が激しい我が身には、本当にありがたいです。

ちなみに湿度は驚異の10%前後なので、顔がパリパリです。

以前の温室では暗くてじめっとしていたので、作業終わりには芯まで冷えていました。

屋根に雪がのっても、ずささささ~と滑り落ちていきます。

中で作業していると、この音結構響きますが、「よしよし落ちてる落ちてる」と心安らぐ音です。

新しい温室とのお付き合いは始まったばかりですが、きれいに大切に長持ちしてほしいものです。

ただ、2棟に分かれていてボイラーがそれぞれ稼働中なので、毎日ヒヤヒヤしています。

来年以降はもう少し燃料を節約しつつ、屋根に雪を貯めない方法を考えたいと思います。

それにしても、電気代すごいですね。。。

同僚との会話でも、どうやって電気代を節約するかという話ばっかりしている気がします。

我慢するって言っても限度があるし、なんか革新的なエネルギー革命が必要ですね。

2022

12.13


作業
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最適解

巡業から戻ってきて、カッチカチに凍ったイコロの森でしつこく作業しております。

凍っているのでできることは限られますが、まだ雪が本気出していないので、何とかなっています。

本当はそんな限られた時間の中でやることじゃないのかもしれないけど、ビニールハウスの中を片づけないといけないので、チッパー作業を集中して行いました。

イコロの森で使うコンポストのための材料作りです。

ガーデン内で刈り込んだ宿根草や、多少の落ち葉などをチッパーで粉砕してします。

グラスやハーブなどがおおよそ同じ大きさになることで、いい感じのフワフワ感が出るし、できあがりのときに長いままとか大きいまま出てくるのを防げます。

これを春に馬糞や糠と混ぜ混ぜして、月一回切り返ししたら、秋にはいい感じのコンポストになります。

全部集めるともっと多いのですが、とりあえず今年はこれくらいを粉砕。

これが、チッパーで粉砕して半分以下の容積になりました。

現時点で、大体20m3くらいあります。

これがどんどん発酵しながら分解が進んでいくと、さらに三分の一くらいに目減りします。

チッパーで使う燃料は5L使わなかったくらいなので大したことはないけど、何かと詰まるチッパー相手にあれやこれややり方を変えながら、一番やりやすい方法を探しつつの作業はかなりヘビーでした。

噴出し口の角度を変えたり、詰まり解消のための諸々の道具類、最後にそこそこのやり方は見つけました。

最適解ではないけど。。。

コンポストの作り方もまだ最適解とは言えませんが、とりあえずただ堆積するだけでなく、ガーデンで出たものをガーデンに戻すという流れはできてきたように思います。

最後に酷使したチッパーをきれいに掃除して、ナット類を新しくして、オイルを挿して終了としました。

このコンポストづくりで、多大なご協力をいただいているNPOの皆さんに感謝です。

とりあえず、しばらくチッパー作業はいいかな。。。

2022

12.4


作業
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巡業終了

毎年恒例となっている冬囲い巡業。

イコロの森の冬仕舞を始める前に、まずは道内各地のお世話になっている場所の冬囲いを順番に行っていきます。

もはや遠い思い出のような気持ちもしますが、スタートは10月25日の真狩の空の庭。

うっすら羊蹄山に雪が積もっています。

ここから、徐々に江別や北広島、札幌と雪が積もるのが早そうな場所から終わらせつつ、各地の風景も楽しみつつ旅は続き。

終盤は洞爺で絶景を見ながら。

最後は11月27日に登別でゴール。

今年は雪に追いつかれなかった~。

巡業と言っても、実際は毎日イコロに戻って荷物の積み替えをしてから出発していたので、旅ではないし、まだまだコロナ禍なので、地方の美味しいもを食べたりとかはなくて、お弁当持参でした。

序盤に思いがけず、某大規模プロジェクトのお手伝いに行ったりもあってスケジュール的には、厳しくもありましたが、何とか今年も終了しました。

とりあえず、ホッ。

その後は、何とか棚卸を締め切り日の夜に提出して、今日やっと机に座っております。。。

ふう。

そしてようやくイコロの冬仕舞を始めようかなと思っていたところ、急に来た寒波。

雪なら良いんですよ、雪なら。。。

突然カッチカチに凍れてしまいました。

どうしたものやら。。。

とは言え、我々が留守にしている間に、コツコツと刈り込みや掃除を進めていてくれたスタッフに感謝です。

では、ちょっといろいろ机の周りを片づけてから、イコロの作業をスタートします。

2022

10.16


作業
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植えまくり

ここ数日は、各所で春咲きの球根を植えまくっておりました。

写真は高校球児みたいになっているボス。

最も過酷だったのは、ニセコ某所。

重機でガッチガチに締め固まった赤土に穴を開けるのは、むちゃくちゃ難儀で、移植ゴテでは全く歯が立たないので、ピッケルを勢いつけて大振りしながらの植栽。

そしてあまりの固さにピッケルの柄も折れたので、最終的にインパクトドライバーのビットを大きめのものに付け替えて植栽。

何とか終了できて良かった。。。

インパクトドライバーを用意しておいて正解だった。。。。。

インパクトドライバーの音がガーデンに響くのは微妙だけど、木の根がたくさんあるところとかに球根を植えるときには、他へのダメージが最小限に抑えられるので、便利だなと思いました。

今までこんなにたくさんの穴を開けるためにインパクトドライバーを使ったことがないので、変なところの皮が丸く剥けました。

固い地盤で負荷がかかるので、本体がすぐにアツアツになっちゃうのも、ちょっと怖かった。

そんでもって小球根なら簡単なのですが、水仙やチューリップの球根だと大きな径のビットが必要になります。

これがなかなかの価格帯。

今回もギリギリ木工用で一番大きい径のものを用意して臨んだのですが、これだと微妙に水仙には小さい。でも次の大きさになるとコンクリート用になってしまうので、ちょっとしり込みする金額。

ホームセンターで良いのないかなと見てみたのですが、やっぱり高かった。。。

いつかまた球根をたくさん植えるときに、探してみようと思います。

良かったことは、最初が過酷だったので、後の現場はすっごいスイスイと植えられることかな(笑)。

  

2022

9.16


作業
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除草三昧

春から月に1回のペースで真狩の「空の庭」へ通っております。

イコロの森からは美笛峠を越えて行くのが最短ルートなのですが、岩盤崩落の危険性があるということで、7月中旬まで通行止めだったため、白老経由で通っておりました。

白老ルートは霧がホワイトアウトかってくらい濃くって、グネグネの道の運転は行くだけで疲労困憊だったので、美笛峠が復活して本当にホッとしております。

快調とは言っても、それなりに距離があるので、作業時間は限られております。

諸先輩方と一緒に時間いっぱい花を切ったり、除草したりしております。

除草は楽しい。

春はどうなることかと思ったけど、コツコツ続けていたらかなり結果が出てきましたよ。

パッと見は、まだまだ草があるけど、内容が変わってきたのですよ。

頑張った結果が、はっきりでるのでやっぱり楽しい!!!

夢中で草むしりしていると、男子が冷えたカルピスを持ってきてくれたりします。

やさしい!!!

美味しい梅ジュースや、冷たい甘酒、フレッシュミントティーとか、バラジャムとアイスなど、甘やかされまくっております。

今年はハギがずいぶん立派な気がします。

特に白花の方が。

真狩に雪がふるまであと1か月ちょっと。

もうしばらく優しい時間が続きます。