
お庭のご提案をするときに、なるべく手間のかからないものをとのご希望をよくお聞きします。
ただ、「なるべく」というのは、なんともフワッとしているので、こちらがこれは手間がかからないと思っていても、人によっては「こんなに手がかかると思わなかった!」となる場合もあります。
ローメンテナンスの「ロー」の基準が人それぞれですからね。
写真の花壇は、お世話になっている「ナチュの森」の中にあります。
メインの場所ではないので、なるべく手間をかけたくないため、花がたくさんというよりは、緑のボリュームを意識しています。
春一番にまだ地面が見えているときに1回除草をして、そのあとは、シーズンの最後の刈込まではほとんど何もしていません。
(多少、花を切ったりはしますが。。。)
上の写真が、今年の5月26日です。
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同じ場所の7月7日の様子。
緑がたっぷりですが、アスチルベが見えています。
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10月13日の様子。
冬に向かって、モノクロに近づいています。
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割と密植気味なのと、シーズンの早い時期に地上部が大きく成長して土の表面を隠すような品種を選んで植えています。
そうしたら、雑草がゼロではないけど、日が当たらない分大きく出てこない。
全く花が無いのではなく、クリスマスローズやホワイトウッドアスターなど、何かしらは咲いているので、よく見ると季節感もなくはない。。。
最初に多めに植え込むので、植物のお金は多めにかかりますが、他の花壇に手がかかる場合は、こういうメリハリをつけても良いのかな~と思います。
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ノーメンテナンスは無理だけど、ある程度のローメンテナンスは実現可能かも。